施工の流れ
1. 機材の運搬
- 屋根に登る為に、ハシゴをかけ、屋根の上に必要な機材を運びます。
この時、屋根に傷がつかないように、ハシゴと屋根の接点に木材等をあてる等の、保護処置を行います。
お客様の大切なご自宅に傷を加えないよう、細心の注意を払います。
2. 墨出し
- 屋根の寸法等を測り、屋根に印を入れていく「墨出し」と呼ばれる作業を行います。
この作業により、設置するレイアウトを完全に決定します。
3. 設置金具の固定
- 墨出しによって決定した設置レイアウトに従って、パネルを固定するための設置金具を屋根に固定していきます。
ここで金具を固定するために、屋根に穴を空けることになりますが、しっかりとした防水処理(コーキング処理)を施しますので現在までの8000件の施工実績の中で、雨漏り等の報告は1件もございませんので、ご安心下さい。
4. 防水シリコンの塗布
- 設置金具のボルト部分や、周辺全体に防水対策を行うために、シリコンを流し込みます。
前述の通り、設置金具の固定部は、屋根に穴をあけて固定しなければならず、雨漏りの原因になる恐れがあるため、厳重な防水処置を施しておくことが重要です。
5. 防水シリコンの成型
- シリコンを専用の器具を使って流し込んだ後、更にヘラを使用して整え、金具と屋根の間に完全に空間がなくなるように成型を行い、雨漏り対策に万全を期します。
6. パネル設置準備完了
- パネルの設置金具の設置が完了した写真です。
墨出しで決定したレイアウトに沿って、金具が配置されました。
写真はカナディアンソーラーの設置金具になりますが、メーカーごとに設置金具も異なります。
7. 太陽光モジュール(パネル)の運搬
- 順次、太陽光発電パネルを屋根の上に運んでいきます。
8. パネルのレイアウト
- 運び上げた太陽光パネルを、設置金具に合わせて順番にレイアウトしていきます。
9. パネル同士の配線
- 太陽光パネルの裏面にある線を、接続していきます。
接続が終わった線は結束バンド(インシュロック)などを用いてパネルの裏面に結び付けます。
これにより、表に配線が出てしまう事を防ぎ、すっきりした外観となります。
10. パネルの固定
- レイアウト及び配線を完了したパネルと設置金具を固定していきます。
この時に、細かいレイアウトの調整を行いながら、ズレが生じないように慎重に固定していきます。
11. 設置完了
- 複数面設置の場合は上記の作業を全ての面に施し、設置作業が完了となります。
ご希望のお客様には屋根の上に登って頂き、設置状況をご確認頂きます。