太陽電池セル表面の欠陥領域の発電ロスを抑え「高出力」を実現
HITは単結晶シリコンをアモルファスシリコン層ではさみこんだ「ハイブリッド構造」。
電子のスムーズな動きを実現して発電ロスを抑え、太陽光発電システム1kWあたり業界最高水準の発電電力量※ を実現しました。
※ 太陽光発電システム1kWあたりの年間予測発電量 HITシリーズ:約1,239kWh/kW 設置条件 静岡県静岡市 真南設置 設置角度30度 2011年9月現在、国内の住宅用太陽光発電システム業界において、当社調べ。
HIT のハイブリッド構造
結晶系基板とp型及びn型アモルファスシリコン層の間に、不純物を添加させないi型アモルファスシリコン層を形成。欠陥領域の少ないきれいな界面を実現し、発電ロスを低減させています。
※ 本開発成果の一部は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の三洋電機(株)への委託研究によるものです。「HIT」、「エネステーション」は三洋電機株式会社の商標です。
さらに進化したHITモジュール
発電ロスをさらに抑えた【高品質セル】
ハイブリッド構造の高効率化をはかり、より高電流、高電圧、低抵抗を実現。
抵抗ロスを低減する【3本タブデザイン】
タブ間の抵抗ロスを低減し、細線化することで受光面を拡大しセルの出力をアップさせました。
太陽光を多く取り込む【低反射ガラス】
低反射ガラスの採用で、反射・散乱光を抑えより多くの太陽光をセル内部へ取り込みます。
優れた温度特性により夏場の高温時でも高出力が得られます。
屋根等に設置された太陽電池の表面温度は、夏の晴天時で75℃にもなり、従来の結晶系タイプでは発電電力が大幅に低下します。HITモジュールは優れた温度特性により、夏場の高温時でも高い出力が得られます。
省スペース化を実現
4.19kWシステムを設置する場合、「HIT 233W」ならわずか18枚のモジュールでまかなえ、今まで設置できなかった屋根にも対応します。
HIT233W 【 CS-N233SJ01 】
パネルに汚れがたまりにくいウォータードレインコーナーフレームを採用
通常の太陽電池モジュールでも汚れがたまりにくい構造となっていますが、HIT 233Wではさらに汚れがたまりにくい「ウォータードレインコーナーフレーム」を採用。モジュール表面の汚れによる発電量の低下を抑えます。
セルタイプ |
単結晶セル |
サイズ(重量) |
1580mm × 812mm × 35mm (15.0kg) |
保証期間 |
10年 |
最大モジュール変換率 |
18.2% |
最大出力 |
233W |
対応屋根 |
切妻屋根・寄棟屋根・陸屋根 |
HIT230W 【 CS-N230SJ13 】
セルタイプ |
単結晶セル |
サイズ(重量) |
1580mm × 812mm × 35mm (15.0kg) |
保証期間 |
10年 |
最大モジュール変換率 |
17.9% |
最大出力 |
230W |
対応屋根 |
切妻屋根・寄棟屋根・陸屋根 |