1. パネルを設置する面に墨出しを行っていきます

- パネルを設置する屋根面を確認し、金具を取付けする位置などを測定し、墨出しを行っていきます。
2. パネルを屋根に上げる準備をします

- お庭など、邪魔にならない場所にパネルを搬入し、一枚一枚丁寧に段ボールを取り外し、お客様のご自宅に最適な方法で屋根に上げていきます。
3. 墨出しを行った後、洋瓦を剥がしていきます

- この際に最も注意が必要なのは、瓦割れです。洋瓦は曲線的な形状をしているため、非常に割れやすく、細心の注意を払いながら作業します。
4. 補強板を止めるため、垂木の位置に下穴を空けていきます

- この時点で穴を空けずに進めると、垂木が割れてしまう可能性が出てきます。それを防ぐための下準備として下穴空けが必要になります。
5. 前手順で下穴を空けた位置に、補強板をビスで留めていきます

- 垂木と垂木の間に補強板を留めることにより、垂木と補強板が一体となり、強度が増します。
6. 補強板の上にパネルを固定するための支持金具を取り付けていきます

- 支持金具を利用する工法は、瓦自体に穴を空けない工法になります。ただし、この工法を採用する場合は、瓦の先端に加工が必要です。
7. 金具と瓦が直接接触しないように、パッキンを挟みます

- 金具と瓦が直接当たると、経年変化により瓦が割れてしまう可能性が高いため、全ての支持金具に同じ処理を施していきます。
8. 瓦を元に戻していきます

- 支持金具工法の大きな特長でもありますが、瓦に穴が空いていないので、雨漏りすることはありません。
9. さらなる雨漏り対策としてシリコンを塗布

- 本工法では洋瓦の先端を加工しているため、瓦と支持金具との間に僅かな隙間が生じる可能性があります。このような細かい部分まで、しっかりとシリコンを塗布し、さらなる雨漏り対策を施します。
10. 支持金具の箇所に架台を設置していきます

- この架台は、風雨に強く、重量の軽いアルミニウム製のものを使用しているため、鉄や銅製のものよりも屋根に対する負担が少なくて済みます。これでパネルを屋根に載せる準備が整いました。