縦置きも可能で屋根への搭載容量が増え、発電電力量が大幅に向上。
これまで、太陽電池モジュールは横置きでしか設置できなかったのに対して、エコノルーツは縦置き配置も可能になりました。屋根形状・面積によって縦置き・横置き設置が選べることで、屋根を有効に活用した最大の発電システムをご提案できます。
※ 屋根形状によって、横置き設置の方が有効な場合があります。
※ 太陽電池容量は、太陽光発電の国の補助金制度の交付額算定基準 (小数点2桁未満は切り捨て) に合わせた数値で記載しています。よって、搭載容量の比較はおおよその数値となります。
エコノルーツ <type U> は、太陽電池モジュールと屋根とをつなぐラックが不要。費用を抑えるだけでなく、設置工事の工程を削減することができるので、施工にかかる費用を抑えることができます。
新採用の「低反射カバーガラス」と「d.Blue ※1」で、発電電力量UP!
京セラでは、太陽電池セル表面にプラズマと反応性ガスによってミクロン単位の微細な凹凸層をつくり、反射ロスを抑える「d.Blue® ※1」技術を確立。高い発電量を実現してきました。これに加えて、太陽電池セルを雨やホコリから守る表面ガラスに、特殊加工によって光の透過 率を高め、反射ロスを抑える「低反射カバーガラス」を新たに採用※2。ダブルの効果で、高い発電量を発揮します。
※1 この太陽電池素子(セル)の製造技術の一部は、経済産業省の新発電技術実用化開発費補助金および、NEDO技術開発機構(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の太陽光発電システム実用化技術の成果によるものです。
※2 採用型式:KJ200P-3CUCE、KJ200P-3CRCE、KJ200P-3CJ2CE、KS240P-3CF2CE、KJ80P-3CSCA、KJ64P-3CSCA、KJ48P-3CSCA
太陽電池業界において初めて「長期連続試験」認証を獲得
世界有数の第三者認証機関、テュフ ラインランド(ドイツ)が、太陽電池性能品質テストとして実施する「長期連続試験※」において、太陽電池業界で初めて、京セラの多結晶シリコン型太陽電池モジュールが認証されました。
※ 一般的な国際基準であるIEC(国際電気標準会議)よりもさらに厳しい条件下で、約1年間にわたり連続した試験を行う総合的な太陽電池性能品質テスト。(2011年1月認証)
- 太陽電池セル表面の3本バスバー電極およびフィンガー電極の幅と配置を最適化することによって、受光面積の向上と電極の電気抵抗の低減を図り、太陽電池モジュールの高効率化を実現した技術に関して特許を取得しています。
(特許第4953562号)

- アメリカやアジアにも拠点をもつドイツの国際研究機関、フラウンホーファー研究機構シリコン太陽光発電研究センター※1 が世界の主要モジュールメーカー13社の製品を対象に行った「耐PID試験※2」において、出力低下が起きなかった4つのモジュールのひとつとして、京セラの製品があげられました。ここにおいても、高い長期信頼性が実証されたといえます。

※1: Fraunhofer Center for Silicon Photovoltaics CSP
※2: 耐PID(= Potential Induced Degradation)試験。直流電圧1,000V、温度50℃、湿度50%の環境下に48時間置き、初期の出力に対するモジュールの出力低下率を比較する。
エコノルーツ タイプU KJ200P-3CUCE
セルタイプ |
『 Gyna (ガイナ) 』多結晶シリコンセル |
サイズ(重量) |
1338mm × 990mm × 46mm (16.0kg) |
保証期間 |
10年(システム保証) |
最大モジュール変換率 |
15.10% |
最大出力 |
200W |
対応屋根 |
切妻屋根・寄棟屋根・陸屋根・無落雪屋根 |